本コースは、持続可能な社会づくりを目指しつつ、一人ひとりの学びを軸とした「人とコミュニティをつなぐ資質」を育みます。プログラムでは、九段生涯学習館で行う講義形式はもちろん、アクティブラーニングやフィールドワークを取り入れ、「学修・実践・省察」を反復することで千代田区の現状・課題を的確に捉え、当事者意識をもって最適解を探求・デザインしていく基礎を養います。
プログラムを[A]から[D]の4単元にわけて学んでいきます。レポート提出やグループワーク、受講者同士で発表を行う講座があります。
座学やグループでのワークショップを通して、環境や文化の背景が異なる他の受講生と交流をしつつ、共に学ぶことのダイナミズムを見出します。一人ひとりが経験をふりかえり、他者と共有するプロセスを経て、気づいていなかった自分自身の可能性を探ります。
コミュニテイづくりの最前線で活躍する場づくりの実践者と出会い、語り合うことでデザイニングの実践について考察を深めます。参加したグループごとに、自主的に資料作成などの担当を決めて発表することで、他者との協働作業の大切さも学びます。
千代田区というコミュニテイを、歴史、文化、芸術、自然環境など多様なジャンルからオムニバス形式で学び、過去から未来につながる、その魅力を理解します。
これまでのさまざまな学びを振り返ることで、自身を取りまくコミュニテイの未来像を描き、そのために必要な自らの可能性をデザイニングします。
カレッジ卒業生が携わる取り組みやコミュニティ紹介はもとより、専門性や得意分野を活かした講座で、所属期を超えた交流を持つことができます。
下記の2つを満たすことが卒業要件となります。
▶全講座の3分の2以上の出席(20コマ程度)
▶講座における習熟度が一定の水準に達していると学長が認めること
卒業要件を満たして修了された受講者には、学習成果をコミュニティで活かすサポートとして、卒業後の支援体制の充実を図っています。
*登録などは任意です。また下記の内容は予告なく変更となる場合があります。
①修了証の発行
最終講座時に「地域デザインコース修了証」を授与します。
*「地域デザインコース修了証」は本事業独自の修了証であり、資格・学位の授与や千代田区の認定を受けるものではありません。
②ちよカレサポーターへの登録
「ちよカレサポーター」とは、ちよだ生涯学習カレッジ(ちよカレ)を一緒に盛り上げていく卒業生スタッフのことです。ちよカレ修了時に登録申請用紙提出をもって登録いただけます。活動例は以下の通りです。
(例)在校生の講座サポートや登壇、区内小学校における見学学習での引率補助など
③千代田区生涯学習人材バンク登録
「千代田区生涯学習人材バンク」は、文化・芸術・スポーツ・レクリエーション等、区民が行う生涯学習活動の支援を目的として、専門的知識や技能を持たれている方に講師としてあらかじめご登録いただき、区内の生涯学習サークルほか指導者等を求めている方々に、適材を紹介するシステムです。
④ちよだ生涯学習カレッジ卒業生活動補助金
ちよカレ卒業生が学習の成果を地域へ還元するべく実施する学習活動に対し、千代田区から補助金によるサポートを受けることができます。交付対象はちよカレを修了された方が構成員の半数以上を占める団体です。詳細は九段生涯学習館、または千代田区生涯学習・スポーツ課へお問い合わせください。
⑤企画運営委員会への企画応募
「企画運営委員会」とは、ちよカレの活性化と所属期の相互連携を深め、卒業後の活躍の場を創出することを目的として講座企画を提案する場です。ちよカレを修了された方で構成される任意団体に対し、年に一回企画を募集・選考の上、その年の受講者へ『ちよカレ卒業生からのバトン』と題して講座を提供することができます。
⑥ちよカレお知らせメールの配信
不定期に、千代田区や卒業生の活動情報をお届けします。
*一部抜粋、五十音順
千代田区立九段生涯学習館
102-0074 千代田区九段南1-5-10
TEL03-3234-2841
(午前9時~午後9時)
第3月曜日(祝日の場合は次の平日)、12月29日~1月3日は除く
FAX:03-3262-7460
E-mail: chiyoda-college@shopro.co.jp